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2014/12/12

手土産。


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遅めの昼食も、まだ取れずにいた、頃合、突然に携帯が鳴り、
その夜、仕事帰りに友人宅で飲もうかと、誘われる。

さて、今日は、あいにくこの後それほど時間もないけれど、
手土産をどうしたものか、と考えていたら、
その時いた場所の、すぐそばに、
何度か足を運んでいるお店があることを思い出し、
とりあえず、何かあるかもしれないと思い、歩いて店に行くことにした。

お店に入って、色々物を物色していると、
店奥から越えかけられる。
そちらに顔を向けると、そこには見た顔が手招きして座っていた。

『あれ、なんでいるの?』
「ここで働いてるんですよ、たまに。話したじゃないですかー」
『そうだったかな、そういえばそんな様な話をしていた気もする』
「ほんと、すぐ忘れますよね、、」

『友人宅に急にお呼ばれすることになって、
何か持っていこうかと探しに覗いたんよ』
「それじゃあ、いいものがありますよー」

と、半場強引に、ほかのものを物色する時間もあたえず、
勧められ、「飲んでみてくださいよ」と試飲させられ、他の店員さんも混ざりつつ
雑談をしている間に、気づくと、いつの間にか、包装までしてくれていた。

もう一人の店員さんが、「韓国で買ってきた包装紙なんです、いい色やんねー」
すると友人は包装しながら、「うん、でもこの色あんまり好きじゃないんですけどね」

茶葉には若干煩い僕だけれど、
なんだか笑えたし、まぁーいいか、、、とそのまま友人宅にもっていくことにする。

店からの出際、
よさそうなスツールが隅っこに置いてあったので、
『これは、売りもの?』
「あー・・たぶんそうじゃないですか、値札どっかについてるでしょう?」
「ほら、、あった。3万5千円だって。」
『あら、アメリカ製か、それじゃあ、また今度やね、ありがとう』
「ありがとうございます、またねー」
と店を後にした。

ある日の午後、急にお呼ばれすることになり、
そのための手土産を買う、ただそれだけのおはなし。