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2019/11/10

近代遺跡眺望。


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近代、、否、現代と言うべきか、
僅か数十年のうちに忘れ去られた施設廃墟。

以前その下から眺めたことがあったもので、
最近、近くまで来た際に、気になって覗き込むと、
思った意上に完全な形を残して廃墟化している姿が見られた。

それほど古いモノでないからか、余計に、
人の残酷さ、無常さをまざまざと感じる、
なにやら、そんな気がした。

今度はもう少し時間をとって、散策してみようと思う。

2019/10/28

続・湯治場に滞在するコト。


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街から離れ、山中奥深くにある道一本だけの集落。
大正期に建った湯治宿が数軒立ち並ぶだけの集落。

まるで時間が当時から止まってしまっているような、
静かでおおらかなその場所で過ごせば色々なことが見えてくる。

僕にとって大事なのは泉質でも豪華な施設でも、
無論押し寄せる観光客でもなく、
かといって獣道を進んだ先にある秘湯でもないのだと。

新しい自分を発見出来る幸福。
この国にもわずかに残る懐の深さを見つけることができた幸福。

それだけでもここに来た甲斐があると思う。
それほど遠くないうちに
きっとまた行くことになる予感がある。

2019/10/20

石造隠里。


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渓谷を下に下に只管に下った先の谷底、
(いつ途切れてもおかしくないような)
細く頼りない道を進むとその集落へ。

美しい清流の傍にひっそりとある、集落。
少し離れればいくつかの別な集落も見受けられる中、
不思議とその集落だけがすべて石造りで出来ている。

古いモノでは嘉永から安政に築かれたという。
ただ、ここに何故、どのような経緯で、
この集落が築かれたかは、定かではないそう。

建物の建築様式は日本家屋であるにも関わらず、
どうにも、まるで、よその国の山岳の小さな村、
ヨーロッパの山間の村に迷い込んだような錯覚が。

不思議な感覚で、そして何より美しいところだった。

2019/10/16

鉱泉探訪記(8)。


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透明度が高すぎて、不思議な感覚になる湯。
なんだか、まるで己が水槽に入っているかの如し。

下に惹かれている砂利の隙間から直に湧き出ている湯は
熱すぎず、何時迄でも浸かっていられる心地よさ。

正直(所謂温泉好きという訳では全くないので)
泉質にはそれほどこだわらない僕だけれども、
にしても、良い湯だった。

次回は是非しばらくの間滞在して、
ゆっくり過ごしてみたい、そう思う。。

2019/10/13

鉱泉探訪記(7)。


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更なる山道を奥に奥に進んだ先にある
一軒の湯治場宿。

静かにひとりで浸かっていると、
農作業、山仕事を終えたであろう諸先輩方々が。

「明日は芒を取りに山へ行かなきゃ」
そう話しながら体を清め湯に浸かる、
彼らのその動作があまりにも無駄がなく、美しく、、。
(思わず見入ってしまうほどに)

何十年も繰り返される所作というのは、
こうも完成されるものか、、参りました。

そこで繰り広げられる会話
(実際は訛りがきつく殆どわからないのではあるけれど)
まるで、映画の中の世界に迷い込んだ気分に。。

素晴らしい湯でした。