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2019/10/23

セオイノボヤキ。


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夜、食後に、父と母の次の旅先相談にのる。
元バックパッカーの大先輩な彼らも、近頃はすっかり大人しく、
お気に入りの同じ国ばかりにいっているので、そろそろ違う国に行ってみたいらしい。

「北欧なんていかがかしら?」と。

そりゃそりゃ、あっちには、一日中だって居てしまえるような、
素晴らしく居心地の良いカフェがいくつもあるし
そこには決まって日替わりの美味しいスープ定食があるんだよ。
それだけで充分じゃないか。

「冬はどうなのかしら?」と。

僕が初めて行ったのは冬だった、前日は公園にスケートリンクがある
小さな美しい街の駅のホームで半場野宿して、その後は
夜行列車で優しい車掌さんにサンドウィッチをご馳走になり、
長い夜を抜け、ようやくに目的の街の中央駅まで辿り着いて、
お金がない僕はようやく開いた一軒のコーヒーショップで温まったんだ。

でももし初めて行くのならやっぱり暖かな時期の方が良いとは思う。
街の色も、人々の足取りもまるで異なる国だから。
それに、水辺のオープンカフェでゆっくり過ごすこともできるもの。

ああ、、でも僕は今、冬に行ってみたいのだよ。
冬の寂しい静かな街をただただ、珈琲と煙草で楽しみたいのだよ。

贅沢が出来るのであればさらに北上し、氷の中を進む船で、
ひと晩かけて、あの大好きな島まで行ってみたい、そう思うんだ。

2019/10/22

音楽賛美。


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友人主催のプライベートパーティー(という只の宴会)へ出かけました。
当初はライブ予定ではなかったそうですが、
その場の流れで、、久しぶりに懐かしい人たちの音楽を聴けました。

近頃すっかり出不精になっておりましたが、
やはり、生で聴く音楽は良い。思わずぞわぞわしました。

知っていたつもりだけれど、彼女たちの歌声は美しく、
彼の奏でるギターの音色は素晴らしく、
彼の紡ぐ詩もまた、胸に響くのでした。

音楽は良いなぁ、いつも新しい発見をさせてくれる、
たまには外にでないとなぁ、、そうしみじみ思ったのでした。

2019/10/21

喫茶文化万歳。


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この街に来るたびに思います。
今もしっかりとした喫茶文化がそこにはあると。

僕の暮らす街も、元来国内有数の喫茶文化の
ある街だったのは間違いはないけれど、
正直今となってはほとんど壊滅状態です。

(数だけで言えば今も国内有数なのでしょうが)

古ければ良いという訳ではない、
そこに集う人の垢や匂いがあってこそなのです。
(あくまで僕の考える私見です)
それほど古くなくとも、文化のある店は
僅かではあるが、ないわけではないのです。

まぁ、言い換えればこのご時世、人々は
喫茶に文化など求めていないということかもしれない。

でも、僕はそういうものが好きなのです。
だからこの街に来るたびに、素晴らしい・・と
頭が下がるなの訳です。
出来れば尽きることなくあってほしい、そう願うばかりです。

2019/10/20

石造隠里。


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渓谷を下に下に只管に下った先の谷底、
(いつ途切れてもおかしくないような)
細く頼りない道を進むとその集落へ。

美しい清流の傍にひっそりとある、集落。
少し離れればいくつかの別な集落も見受けられる中、
不思議とその集落だけがすべて石造りで出来ている。

古いモノでは嘉永から安政に築かれたという。
ただ、ここに何故、どのような経緯で、
この集落が築かれたかは、定かではないそう。

建物の建築様式は日本家屋であるにも関わらず、
どうにも、まるで、よその国の山岳の小さな村、
ヨーロッパの山間の村に迷い込んだような錯覚が。

不思議な感覚で、そして何より美しいところだった。

2019/10/19

古本屋徘徊。


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色々お世話になっている大事な友人に
本を贈るべく休日に、一日かけて街の古本屋を巡る。

ただ、こういった際に、困るのは贈る相手が
随分僕と好みが似通っている場合。
(自分が好きな本を贈りたいのだけれど、既読な場合もありえるので)

今回に限っては似ているというよりも、
どちらかといえば姉さんに僕が随分を影響を受けているもので。
(僕にとって大事な本のうち少なからず彼女に教えてもらったモノもあり)

さて、彼女が読んでおらず、そして素晴らしい本とな、、嗚呼難しい。
結局は、なんとなく、本棚を眺め歩くのは諦め、
自分で思いつく目ぼしいモノを2冊程ピックアップして、それを探すことに。

これが、なかなか見つからない。
この街には幸いにして質の良い古本屋が幾軒かあるのだけれど、
それでも、見つけることが出来ず。。
本棚を眺めつづけては珈琲で一息いれての繰り返し。

(そりゃそうだ、と、、絶版であまり見かける本ではなく、
 自分が購入するときも随分と苦労したものなので、、)

日が暮れた後、最後の砦だと、、夜更けまで営業している
この街のブラックホールの如き、敬愛する古本屋へ足を運ぶが、
片方の本は見つかったけれど、あまり状態が優れなく断念、
前にそこで見つけたことがある、もう一冊の本は残念ながら
既に旅立ってしまっていた様子。。

結局目当てのモノを見つけきれず、
いちにち、珈琲と本の埃にまみれた一日となった訳なのです。

後日談として、時間もなかったため、翌日に
近所の本屋で最近愛蔵版として復刊された別の翻訳本を購入。。
原作者・翻訳家共に素晴らしい本なので、まぁ良しとしましょう。。